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当社が参画するファンドのクリーン開発メカニズム登録について
~世界銀行コミュニティ開発炭素基金のプロジェクト~

平成17年7月6日

各 位

このたび、新日本石油株式会社(社長:渡 文明)、出光興産株式会社(社長:天坊 昭彦)、沖縄電力株式会社(社長:當眞 嗣吉)、大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ株式会社(代表:渡辺 秀雄)と海外の企業および政府機関等が出資している世界銀行コミュニティ開発炭素基金の「エスペランザ水力発電プロジェクト(ホンジュラス)」が、クリーン開発メカニズム※1(CDM:Clean Development Mechanism)として、7月6~8日開催のボン(ドイツ)でのCDM理事会※2により承認されましたのでご報告いたします。これにより、温室効果ガス年間約37,000トンの削減が2024年まで期待できます。

  • ※1 先進国が技術や資金を提供し、途上国で温暖化ガス削減プロジェクトを行った場合、そのプロジェクトによって削減された温暖ガス相当量を、一定の認証手続きを得て取引できる制度
  • ※2 気候変動枠組条約第7回締約国会議(COP7)のマラケシュ合意に基づき設立されたCDMプロジェクトの管理、監督機関

1.これまでの経緯

1997年12月に開催された「気候変動枠組条約第3回締約国会議(COP3)」で採択された「京都議定書」には、温室効果ガスの削減数値目標が定められるとともに、他国における削減対策等による排出削減量・吸収量や他国の割当量を自国の目標達成に活用できる柔軟性措置として、京都メカニズム(排出量取引、共同実施、クリーン開発メカニズム)の活用が盛り込まれております。

世界銀行コミュニティ開発炭素基金(CDCF:Community Development Carbon Fund)は、発展途上国が行う小規模の温室効果ガス排出削減プロジェクト(水力・風力・太陽光などの再生可能エネルギーの利用促進など)に対して、京都メカニズムの枠組みを活用し資金協力するファンドです。温室効果ガス排出削減を促進することで地球温暖化を防ぎ、発展途上国の地域社会の経済的自立や発展に貢献することを目的としています。また、ファンドへの出資者には削減した温室効果ガス相当分の排出権が分配されます。

2.プロジェクト概要

「エスペランザ水力発電プロジェクト(ホンジュラス)」
ホンジュラスのインティブカ地域エスペランザ市において、12,700kWの水力発電所を建設し、エスペランザ市および周辺地域の約4万人に対して電力を供給します。これにより温室効果ガスの排出を年間約3万7千トン削減することができます。

3.各社の出資状況

社名 出資金額
新日本石油(株) 250万米ドル
出光興産(株) 250万米ドル
沖縄電力(株) 250万米ドル
大和証券SMBCプリンシパル・インベストメンツ(株) 750万米ドル

以上